こだわりの一品


 


■第6回 2005.03.25  消しゴム

鉛筆->鉛筆削りときたら、次は消しゴムですね。鉛筆やシャープペンシルに欠かせないものです。ちゃんとしたメーカー製のものを使っていればハズレが無いせいか、それほどこだわりがあって使っていたわけではありませんが、実はあることがきっかけで良い消しゴムが欲しくなってしまったのです。

そのきっかけとは、一時(今でも?)有名になった、コクヨの”カド消し”です。カドがたくさんあることで、いつも新品の気持ちで使うことができるというアイデア商品です。店頭で見つけて興味半分で買ってみたものの、使ってみてがっかりするハメに。

まずカドが多いことでいびつな形になっているのですが、これが欠点でもあり、剛性の弱さが目立ちます。また消しゴム自体の性能もあまり良くないようで、消した跡がなんとなく黒ずんでしまいます。これは失敗だと思い、さっさと机の中にしまいこんでしまいました。

Webなどで情報を調べてみるとトンボのMONO消しゴムが絶賛されているのを見て、早速買ってみたところ、評判どおりすばらしいものでした。同じプラスチック消しゴムでも、他社のものは細かい消しくずがたくさん出るのに対して、こちらはある程度使うと大きめのカスが出るので、消しくずがあまり気になりません。また消字能力も抜群です。長きに渡って販売されているのにもうなずけます。

実は中学生くらいの頃に、同じく鉛筆を使っていた時期があって、そのときは同じMONOでもMONO-LIGHTという軽い感触の消しゴムを好んで使っていました。当時標準のMONOとLIGHTを比べた上でこっちを選択した覚えがあるので、もしかしたら今でもこっちの方が好きかもしれません。機会があったら試してみようと思います。


2005.09.29追記
古いタイプ(下)と新しいタイプ(上)では、消しゴムの長さが違いますね。新しいタイプの方が若干長くてお得?さらに新しいタイプは、Vietnam製になっているようです。

2009.11.07追記
専門サイトを巡っていたところ、なんとこのMONOは、SEEDのRadarという消しゴムのOEM商品ということが判明しました。もともと、トンボ鉛筆は消しゴムを製造していないようです。それにしても、MONOは消しゴムの元祖と思わせてしまうくらいの印象強さを持っていますね。鉛筆とセットで販売できるという営業力の勝利というところでしょうか。

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