こだわりの一品


 


■第7回 2005.06.14  消しゴム付き鉛筆 三菱vsトンボ

しばらくぶりの更新です。早くもネタ切れ?なんてことはないのですが、サボり癖が出てしまったようです。今回はちょっと志向を変えて、同等製品の対決をやってみました。題して、”消しゴム付き鉛筆 三菱vsトンボ”です。

この黄色い消しゴム付きの鉛筆ってよく見かけますよね。何で黄色いのかは知りませんが、一般の鉛筆とははっきりと区別が付くのでとても見つけやすいです。店頭では三菱の方が多く見かけるような気がします。

見ての通り、三菱・トンボともに同じ黄色です。強いて言えば、トンボの方が塗装が若干厚め(これは全体的に言える)というところでしょうか。消しゴム部分は三菱の方が明るくて、性能が良さそうに見えます。トンボはなんとなく古めかしそう・・



早速字を書いて消してみました。鉛筆の方は、どちらもそれなりの味がありながら非常に良い書き心地ですが、消してみて驚き!三菱の方は、消しくずが細かくなって紙面に残るのですが、トンボの方は何も残りません。消しくずが残らないというのは、消しくずを払う必要が無いだけではなく、残った消しくずによって周囲の文字まで消されることもなくなる優れものです。果たしてトンボの消しくずはどこへ行ったのやら・・?


使用後の消しゴム部分を見て分かりました。トンボの方は、消しくずが消しゴムの側にくっついて残っています(もちろんたくさん消していけば落ちますが)さすがはMONO消しゴムを開発したトンボ製ですね。MONO消しゴムの技術が消しゴム付き鉛筆にも生かされています。(2009.11.07追記)MONO消しゴムはSEED製のOEMということが分かりました。もともとトンボ鉛筆は消しゴムを製造していないようです。また、プラスチック消しゴムは可塑剤を含んでいるため他のプラスチックを溶かしてしまう可能性があるため、このような鉛筆に付属の消しゴムは、昔ながらのラバー式ということです。

似たような性能を持った製品でも、ワンポイント光るところがあると積極的に買いたくなってしまいますね。

 

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