こだわりの一品


 


■第10回 2005.10.30  水性ペン

水性ボールペンは、軽いタッチで濃い文字が簡単に書けることで人気があります。以前から様々なタイプを使ってみたことがあるのですが、しっくり来るものはそれほど多くありません。今回紹介するのはPentelの”ボールPentel”。今のセンスでは考えられない緑色の古めかしいデザインですが、古いものが現役ということは、それなりの理由があります。
まずは、滑らか過ぎず適度な抵抗を感じる書き味。使っていてとても気持ち良いです。
また力加減で文字の太さが変わるので、字が多少下手でもきれいに見えてしまうから不思議、。他の水性ペンとは異なり、ちょっと太めでくっきりした文字が書けるので、FAX送信用などに最適です。私のお気に入りで、筆ケースの中に常備している一本です。


もうひとつ紹介させていただくのは、”ZEBRA SAIJI”。水性ボールペンの文字の濃さはいいのですが、紙に裏写りしやすいという欠点があります。裏写りしない水性ボールペンがないかと日夜(?)探し回ったのですが見つからず、ふと目に入ったのがサインペンコーナー。
サインペンと言うと学校の先生がテストの採点をするときに使った赤のペンを思い出しますが、これはそれほど太くなく、ボールペンと同じ程度の文字が書けます。詳しい構造は分かりませんが、このペンは万年筆のペン先をプラスチックにして、使用方向の制限をなくしたような感じでしょうか。上記のボールPentelと似たような仕上がりになるのですが、裏写りしにくいのでノートに記入する時などに重宝しています。

 

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