■第18回 2006.10.01 髭剃り用品(安全かみそりその2)
髭剃りにこだわりはじめてから早1年。試行錯誤しながら自分なりにベストな形が出来上がりつつあります。
左:マッハシン3ターボ 右:マッハ3ターボ
2つ並んだ安全剃刀、製品名が違うだけでどちらも同じものです。世界的には”マッハ3ターボ”という名称ですが、国内では資生堂から同名の”マッハ3”という剃刀が先に販売されていた関係で、名称を変え”マッハシン3ターボ”として発売されたようです。商標問題は解決したのか、現在は”マッハ3ターボ”に改名されています。
この剃刀、3枚の刃で力が分散され、肌への負担が極限まで低く、剃刀負けすることはまずありません。過去に使っていたものとは全く違う使用感、驚きの剃り心地です。ホルダーは重量感があり、モノとしての完成度も高いです。毎朝使用していますが、ほとんど時間をかけずに剃り上げることができます。
欠点としては、深剃りが苦手なところでしょうか。髭の生える方向によっては、なかなか剃れない個所が出てきます。何度も方向を変えながら逆剃りをすることで、やっと仕上げることができます。しかしそれでも肌がヒリヒリしないのは特筆ものです。
左:マッハシン3ターボ 右:マッハ3ターボ
裏側のプレートに注目。”Mach3Turbo”の名称が使えなかったので、表側と同じ”Gillette”になっています。
左:ニベアなめらかシェービングフォーム 右:ニベアスキンコンディショナーバーム
シェービングフォームは、ニベアの”なめらかシェービングフォーム”です。ニベアには他に水色のタイプもありますが、紺色の方がお勧めです。このフォームは泡がきめ細かく、肌へのノリが良いです。メントール成分も入っていないので、寒い時期でも使えます。マッハ3ターボとの相性が最適です。
アフターシェーブローションもニベアです。私は比較的乾燥肌なので、乳液タイプのものが気に入っています。これもメントール成分が入っていません。人によっては匂いが気になるようですが、私は全然OKです。何故かどちらもドイツ製ですね。どこかのOEM商品かもしれません。
どちらも、薬局やスーパーなどで手に入りますが、それほど人気が高くないのか、置いてある店が少ないです(特にバームの方)。在庫のある店を把握しているので良いですが、販売終了してしまったらどうしようかと、今から心配しています^^
シック インジェクター
一部の人たちの間で根強い人気の、インジェクターです。ホルダーは販売終了しているものの、替え刃はまだまだ現役ですから、1本あれば困りませんね。固定式の刃(1枚刃と2枚刃が選べる)で、使用時には肌へのトラッキングをコントロールするテクニックが必要です。
これに慣れるのには相当な時間がかかりました。最近の、首振り式とか、3枚刃などの簡単操作のものとは全く異なる使用感です。絶対に力をかけず、皮膚の上をなでるように滑らせて剃っていくのがコツです。シェービングフォームも、滑りの良いものが合います。上手く剃れたときの爽快感は、マッハ3などでは味わえないくらい素晴らしいです。古い薬局などで店頭在庫が残っている場合もあるので、見つけたらぜひ確保しておくことをお勧めします。
鏡を見ながら剃る必要があるので、時間に余裕を作って使うようにしています。剃りのために少し早起きすることもあります^^;
この写真は、ドイツのとあるスーパー、髭剃り用品の販売コーナーです。髭ブラシなど、かなり充実していますね。
早速買ってきてみました。日本ではシェービングフォームといえば缶に入ったものか、ジェルのことですが、あちらでは、髭ブラシを使うのが普通みたいですね。かと言って、床屋さんみたいにシェービングカップを使うのは一般的ではないようで、髭ブラシに専用のクリームを付けて、直接顔の上で泡立てるようです(イラストにそう描いてありました。ちょうど練り歯磨きをつけて歯を磨くような感じです)。安くて気持ち良く使えるので、日本でも普及すればいいのですが、、
そんなわけで、髭剃りはまだまだ奥が深いですね。”大人の髭剃り”を目指してさらに研究をしていくつもりです。
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