こだわりの一品



■第32回 2007.07.31 PC更新

何年も前にPCを更新して以来、速度にも不満がなくずっと使いつづけてきたのですが、ある日突然モニタがシマシマ模様になるという故障に見舞われ、どうしようかと悩んでいたところ、友人が古いモニタを譲ってくれるとのこと。喜んで貰ってきたのは良いのですが・・・これが結構高性能の17(?)インチで、低解像度しか表示できないPCとは明らかにミスマッチなのです。というわけで、これを機会にPCを更新してみました。
速度に不満が無かったので、今回はちょっと枯れ気味のパーツを購入です。


左:更新前 右:更新後

以前はASUSのA7Vというメインボードに、Duron800MHz、384MBのメモリ、160GHDD、CD-R/DVD-R。その他拡張スロットにG200、Soundblaster、LANカード、USB2.0カード、モデムカードまで刺さっていました。今回は同じASUSのM2NPV-VMというメインボード。VGA、Sound、LAN、USB等はすべてオンボードなので、CPU(Sempron3000+)、1GB(PC2-6400)メモリ、ATX2.2仕様の電源を交換するだけです。費用は3万円弱。安いもんですね。

以前は狭くてギッチリとしていた内部ですが、新しい方はガラガラです。最近のPCは熱が出るものだと思い込んでいたもので、メクラ板を取り外して背面ファンを取り付けたのですが、最近のパーツはすごいですね。後方から出る風はほぼ常温です。せっかく風量を多くしたので、最も高い発熱源のHDDを下方に移動して、風が当たりやすいようにしました。



左:更新前 右:更新後

考えてみると、このケースは10年近く使っているのですよ。フルサイズATX規格としては、最も小柄になるのではないでしょうか。奥行きが短いので中はきついですが、使用時は小さくて本当に便利です。

電源は4回目の交換です。当初は吸気式であったのが、電源容量を増やしながら排気式に交換したのが2回、今回は内部に大型ファンを搭載した排気式の400Wです。その下に増設されたのが背面ファン。長年取り付けたままだったメクラ板がようやく外れました。左のコネクタ類は以前とはまったく違います。このケースには一般的なコネクタパネルが適合しませんでしたので、今回は背面パネル無しです(そろそろケースは時代遅れか)。また上から下までフルに取り付けてあったカード類は、今回一切ありません。とてもすっきりしました。ちょっと寂しいけど。

OSは一番好きなWindows2000。無駄な機能が無くて快適です。PCを更新した効果を考えると・・・私の用途ではあまり意味が無いかもしれません。



歴代PCです。上から2番目は何故か5インチFDDが。3番目の時代が一番バランス良いですね。最近のPC周辺機器は、黒とかシルバーがベース色なので、ちぐはぐになってしまいました。

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