こだわりの一品



■第35回 2007.10.09 腕時計

腕時計って不思議な魅力がありますよね。時刻を知るだけでなく、身に付ける装飾品としての役割もあります。個人的には、今まで実用一辺倒でG-SHOCKなどデジタル系
を愛用してきたのですが、正装にふさわしい時計も必要ですので、それなりに考えてきました。R社や、O社など、舶来品は歴史もあり非常に魅力的ですが、どうしてもデザインが受け入れられないのです。そんな中、一目ぼれしてしまう魅力的なデザインの時計を発見してしまいました。


SEIKO BRIGHTZ

どうでしょう、この暖かみのあるデザイン。琺瑯仕上げの文字盤に美しい文字体、長い針は、なんとも言えないノルスタジックな気分にさせてくれます。ベルトも皮製なのが良いですね。高くもなく安くもない、モノとして大事にできる程度の価格付けにも納得がいきます。同型には金属ベルトのモデルもあり、さらに限定で茶色も販売されたことがあります。残念ながら現在は生産中止になってしまったようですが、盛岡SEIKOの雫石高級時計工房で、限定版がまだ購入できるようです。

機械式(自動)で放っておくと止まってしまうので、時刻合わせはちょっと面倒です。時間の正確さはクオーツに勝てませんが、携帯電話やPCなどで正確な時刻を知ることが出来る今、それほど重要なことではないでしょう。機械式時計の問題は、調子が悪くなった時に遅れが出る可能性があるということですね。デジタル式だったらまず液晶表示が消えますし、アナログクオーツは電池が少なくなると秒針が2秒おきに進むように設計されているモデルもあります。遅れが出ない(または出たら分かる)仕組みの機械式時計を発明したら、この世界の勢力図もガラっと変わるかもしれませんね。


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