こだわりの一品



■第38回 2008.06.25 携帯電話その3

過去に数回、手持ちの携帯電話を紹介してきましたが、実は予備機としてスタンバイしている機種がありますので、ご紹介します。


NOKIA 6151

実はこれ、海外のオークションサイトから購入したもので、正規品ではありません。NOKIAの場合は世界中で同一型番の機種を販売しているのですが、販売地域毎に若干のモデルナンバー違い(ヨーロッパ版、アジア太平洋版など)があり、さらに販売国によりインストールされている言語が違います。上記個体は、一応アジア太平洋版の香港モデルということになっていますが、正規品ではないので、モデルナンバーや言語を書き換えられている可能性があります。恐らく中古品の中身を利用し、ケースとソフトを交換して新品と称して売っていたのでしょう。こういうことができるのも、NOKIAならではですね。こんなことが分かったのも、後になってからです。

購入の目的は2つあり、(1)世界中の電話会社と契約できるSIMロックフリーであること、(2)中国語のSMSを日本で送受信すること、でした。(1)SIMロックフリーについては、海外で端末単体を購入すれば良いのですが、(2)に関しては情報不足で苦労しました。両国で通信方式が違うことは分かっていたのですが、日本で販売されている最近の機種は、W-CDMA(3G)/GSMの両対応だったので、単純に中国で両対応の機種を買おうと思っていたのが間違いでした。

早速現地に行き、片っ端からショップを覗いたのですが、狙っていたどの機種も見当たりません。怪しい店で中古品みたいなのはあったのですが、ちょっと品質に難あり。NOKIAの正規ショップに聞くと、 ”香港ならある”などという返事が返ってきて、正直”???”状態でした。

情報収集から出直しです。見つけたのは、香港携帯情報局。管理者の山根さんから、”中国本土ではまだ3Gの認可が下りておらず、3G対応機種自体の販売が認められていない。香港で3G対応機種を買えば、日本、中国ともに持ち込みOK”と、教えていただきまして、問題が一気に解決しました。続いてNOKIA型番の中からストレートタイプの6151を選定し、購入代行をお願いしたのですが、またもや残念、狙っていた黒色は香港では販売されていない!という事実が判明。今度は他に中国語対応しているシンガポール/台湾あたりを探すことに・・・と、試行錯誤したのですが、最終的には中国のオークションサイトにて、このように改造されたものを入手することができました。

後継(?)機種で、NOKIA6233というモデルもあるのですが、ずんぐりした6151の方が好みだったので、敢えてこれを選びました。中国語のSMS送受信はもちろん、日本語SMSの受信もでき(入力ができないので送信は不可)、目標達成です。また、常用のSamsung機が壊れたときの代替など、様々な面で活躍してくれるので重宝しています。本当はこれを常用にしたいくらいなのですが、やはりネット接続などの機能が不足しているので、サブ機としてのスタンバイです。

既に6151は生産中止、6233もそろそろあやしいですが、今だったら6120Classic(Docomoから出ているので面白くない)とか、E51あたりが面白いですかね。最近の機種はS60という新型のプラットフォームOSを使っていますので、海外モデルに日本語をインストールして両用することもできるそうです。羨ましい・・



交換用のケースも複数購入^^

実はタイミングを同じくして、England版の同型機も購入してしまいました^^;




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