こだわりの一品



■第42回 2008.10.13 NIKEスニーカ

子供の頃は、格好の良いスニーカーに憧れたものです。小学校当時は、アシックスが流行っていたもので、他にアディダス、プーマ、ミズノなんかがありました。NIKEは良く知らなかったのですが、よく調べてみると、オニツカタイガー(現アシックスタイガー)との関係が深いみたいですね。


AIR CLASSIC BW (2008年購入)

NIKEのシューズがブレイクしたのは、内部にクッションの役割を果たすAIRが付いた頃ではないでしょうか。絶頂期はAIRJORDAN〜AIRMAX95あたりで、その後は大きな進化はなく、今でも当時の様々な復刻版が売られているような状況です。

今回紹介するのは、トレーニング用として購入した”AIR CLASSIC BW”。オリジナルは”AIR MAX 4”という、95より少し前に出たものです。学生の頃大好きでよく履いていたのですが、未だに廃盤にならずデザイン(色)違いで新商品が出てくるということは、それなりに認められて定番化したというところでしょうか。

購入したのは黒色なので少し分かりにくいですが、フロントの保護部分が二重になってそのまま後面まで回りこみ、そこにうまくNIKEスウォッシュマークが入っているのが絶妙です。シンプルなAIR窓も良い感じ。しかしながら現在は他のNIKEシューズと同じくベトナム製で、以前のものよりもプラスチックや成型ゴムの品質が、若干落ちてきているようです。


NIKE AIR CLASSIC BW (1994年頃購入)

これが、私が一番最初に買ったモデルです。ちょっと色がドンくさいのですが、一般モデルと違って素材が皮(合成)で出来ていて頑丈でした。比較的長く販売されていたので、3回くらい購入した記憶があります。分かりにくいかもしれませんが、NIKEスウォッシュの後ろが、現行品のビニル製ではなく、プラスチックの成型になっています。またベロ、内側の材質も違いますね。靴底の成型ゴムも、当時の方がクッキリしています。


AIR CLASSIC BW (1998年頃購入)

最もお気に入りだったのがこれ。確かオリンピックモデルだったと思います。後面にはアメリカ国旗に似たマークが入り、ベロの部分にUSAロゴが入ります。なんと言っても素晴らしいのはこの色使いでしょう。白いラインが後ろから前にぐるっと回り込んでいるのがなんとも格好良いです。この頃までは韓国製でした。品質面でも、デザイン面でも、今後これを越えるのは出てこないでしょうね・・。

残念ながら、この手のハイテク系スニーカは流行遅れとなってしまい、現在では街中で履くのが難しいものとなってしまいました。最近の同モデルは、なるべく落ち着いた色使いでクラシック風に見せてがんばっているのですが、やはりかかと部分が高すぎるのがネックですね・・

近年のスニーカはスポンジタイプの材料を多用し、放っておくとすぐに変色・劣化してしまいます。なるべく劣化を抑えるためにラップを巻いたりするのですが、それでも完璧ではありません。私も長くコレクションしてきて、最後まで取っておいたのがこれなのですが、今後ずっとこの状態を維持するのは難しいと重い、つい先日手放してしまいました。(後になって後悔・・)

まぁ、多少品質が落ちても、現行販売されているだけでありがたいものです。スニーカは履いてなんぼということで。



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