こだわりの一品



■第43回 2008.10.24 ドライバー

専門店などに行くと、多様な種類の工具が目に付きますね。同じ用途の工具でも高いものから安いものまで様々。ついつい高級そうでキラキラしている方に目が行ってしまいます・・。必ずしも高ければ良いというわけではないのですが、高いものにはちゃんと理由があったりします。


PBドライバー マルチクラフト(貫通型)

見ただけで美しいと感じるこのフォルム。素晴らしいですね。スイスのPBという会社の製品です。グリップの形状が手にフィットする上に、適度な凹凸があって滑りにくいです。

通常の(非貫通タイプの)ドライバーは、棒状の金属スクリューとグリップの部分を接着させただけですが、貫通型はこの金属スクリュー部分が先端から頭まで貫通しています。しかも途中が六角ナットのようになっているので、固いネジを回すときに、頭をハンマーで叩いたり、スパナを引っ掛けて回したり、といったことができます。

金属部分を作る手間が、非貫通タイプに比べると相当複雑になっていそうなことが分かりますね。金属の材質にも秘密があるようで、値段が高いのも頷けます。何故か本国のHPにはこの貫通型モデルが掲載されていないので、もしかすると日本向けの特注品なのかもしれませんね。

国内では、Vesselのドライバーが評判良いですね。高品質でゴム系?のグリップ。ちょっと安めのものを狙うならこちらがお勧めです。



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